状態量ジョウタイリョウ
たとえば,温度,圧力,体積,内部エネルギー,エンタルピー,エントロピー,ギブズエネルギーなど. これらの量はいかなる過程を経てその状態に到達したかには無関係である.エントロピー(英: entropy)は、熱力学および統計力学において定義される示量性の状態量である。 熱力学において断熱条件下での不可逆性を表す指標として導入され、統計力学において系の微視的な「乱雑さ」を表す物理量という意味付けがなされた。まず、「エントロピー」とは「無秩序の度合いを示す物理量」です。 具体例で言うと 「部屋が片付いている状態」(秩序ある状態)→エントロピーが小さい 「部屋が散らかっている状態」(無秩序な状態)→エントロピーが大きい ということです。
エントロピーとは乱雑さを表す量ですか?エントロピーとは簡単にいうと「無秩序な状態の度合い(=乱雑さ)」を定量的に表す概念で、無秩序なほど高い値、秩序が保たれているほど低い値をとります。
動力は状態量ですか?
圧力、温度、体積のようにある物質の状態を表すものを状態量と言います。 この他にエンタルピー、エントロピー、内部エネルギーなど色々な状態量があります。 状態変化によって発生するもの、例えば熱量、動力、仕事 等は状態量ではありません。エンタルピー(英: enthalpy)とは、熱力学における示量性状態量のひとつである。 熱含量(ねつがんりょう、英: heat content)とも。 エンタルピーはエネルギーの次元をもち、物質の発熱・吸熱挙動にかかわる状態量である。
エントロピーとはひとことで言うと何ですか?
エントロピーとは物理学の言葉で、日本語では”乱雑さ”を意味します。 秩序あるものは、秩序がなくなる方向にしか動かない、という宇宙の大原則のことです。
「無秩序な状態の度合い(=乱雑さ)」を定量的に表す概念で、無秩序なほどその値が高く、秩序が保たれているほど低い値となる。 例えば、教室の中できちんと座っている幼稚園児の状態の「エントロピーは低い」と表し、休み時間に園庭を思い思いに楽しそうに走り回る園児たちの状態の「エントロピーは高い」と表します。
状態量と非状態量の違いは何ですか?
状態量:状態に応じて決まる物理量。 または物体の状態を表す物理量ともいえる。 温度T、圧力Pなど。 非状態量:状態を指定しても定まらず、状態変化の経路(仕方)にも依存する物理量。エンタルピー:熱の外部へのはたらきによる損失分を取り込んでいる状態量。 ⇒ 仕事のことは考えず、熱だけで状態を表すことができる関数。 減ったり増えたりする。 エントロピー:乱雑さを表す状態量。この不可逆性がどれだけ強いのかを、数値で表すために発見された概念がエントロピーである。 エントロピーは熱と内部エネルギー、行われる仕事を関数で表す。 エントロピーが高くなればなるほど、「不可逆性が強い」ということである。
この不可逆性がどれだけ強いのかを、数値で表すために発見された概念がエントロピーである。 エントロピーは熱と内部エネルギー、行われる仕事を関数で表す。 エントロピーが高くなればなるほど、「不可逆性が強い」ということである。
エントロピーの身近な例は?全体としてエントロピーは増大しているが、局所的に低いエントロピーが実現されている。 身近な例として、エアコンや冷蔵庫が挙げられる。 冷却装置によって部屋の温度が外より下がっている状態は、ほうっておけば外から熱が流れ込んで、やがて温度が等しくなってしまう。 つまり、温度差がある状態はエントロピーが低い状態である。
エントロピーが増えるとどうなる?エントロピー(entropy)というのは物質現象の「でたらめさ加減」を示す示量的な状態量のことである。 そのエントロピーが増大するとどうなるかというと、状態がどんどん無秩序になっていく。 乱雑になりアナーキーになっていく。