一般的に、ウィルスなどの飛散を抑えたり快適に感じる湿度設定としては、55~60%が理想的だと言われています。 加湿器を使うことで、風邪やインフルエンザの予防や、お肌のトラブルを予防する効果が期待でき、快適な湿度管理を行うことができます。粘膜の防御機能低下による細菌・ウイルスの侵入
部屋の空気が乾燥すると、鼻や喉の粘膜が乾燥して防御機能が低下し、体内に空気中の細菌やウイルスが侵入しやすくなってしまう。 さらに、湿度が低いとウイルスが浮遊しやすくなる。 風邪やインフルエンザなどの感染症が、冬に流行しやすいのもそのためだ。加湿器の必要性 冬の場合、暖房温度と湿度のよいバランスは温度20℃ほど、湿度約40~60%と言われますので、室内を快適な環境にするためには加湿器の助けが必要になってくるのです。
加湿器は寝るときはつけっぱなしにするべきですか?加湿器は、寝るときもつけっぱなしにして喉や肌の乾燥を防ぐのが良さそうですが、就寝時は消しておくのが基本です。 暖房を消して眠る場合、部屋の温度が徐々に下がっていくのに合わせて部屋の空気の飽和水蒸気量も少なくなっていくので、加湿器をつけて水蒸気を出し続けていると、湿度が高くなりすぎたり、結露ができたりしてしまいます。
加湿器はいつまでつけておくべきですか?
加湿器は、10月下旬から4月末までの間に使用するのが一般的な傾向です。 空気が乾燥しているだけでなく、暖房器具を使用することでお部屋の湿度が下がってしまうような時期に加湿器を併用しているということです。水蒸気の吹き出し口が床から30cm以上の高さになるのが理想です。 吹き出し口がそれ以下の高さになる場合は、床に置くのはやめましょう。 ただし、スチーム式(加熱式)の加湿器は暖かい蒸気を発生させるので、床置きでもOK。 むしろ高い位置に置くと、天井付近に水蒸気を含む空気が上がって、加湿されなくなってしまうことがあります。
加湿器を数日使わないとどうなる?
加湿運転をしないのに、タンクに水を入れたままで長期間放置すると、加湿フィルターにカビが生えたり、雑菌が繁殖することがあります。 長期間加湿運転をおこなわない場合も、加湿フィルター等のお手入れをおこない、各部分の水分をよく拭き取り、十分に乾燥させましょう。
ぬれタオルの加湿効果はどれくらい? 水でぬらしたタオルを室内に干すことで、空気中の水分量を増やせます。 問題は、どれくらいの加湿効果があるかですが、残念ながら大きな効果は期待できません。 絞ったタオルに含まれる水分は限られますし、暖房で乾燥している室内に干していれば、短時間で乾いてしまうでしょう。
日本では加湿器は必須ですか?
日本は3月ごろから徐々に気温が上昇し始めます。 気温の上昇に伴って、空気中の湿度も上がってくるため、冬場と違って加湿器が必須という環境ではなくなります。 ただし、3月から4月も朝晩の冷え込みが厳しかったり、天気によっては1日中気温が低い日もあります。タンクは毎日の水交換と振り洗いを!
加湿器を清潔に保つためには、毎日の水の交換と水洗いが必要不可欠。 水交換の際、少量の水を入れ、蓋をしっかりと閉めて、振り洗いをしましょう。 汚れがひどい場合には、クエン酸や加湿器用洗剤を使用してしっかりと洗います。加湿器を通す場合、加湿するときに出る粒子を吸うことでレジオネラ菌に感染すると考えられています。 レジオネラ菌に感染すると、発熱や咳、呼吸困難、頭痛、筋肉痛、下痢、意識障害など、さまざまな症状を引き起こす可能性があります。
加湿器を清潔に保つためには、毎日の水の交換と水洗いが必要不可欠。 水交換の際、少量の水を入れ、蓋をしっかりと閉めて、振り洗いをしましょう。 汚れがひどい場合には、クエン酸や加湿器用洗剤を使用してしっかりと洗います。
1年のうちで1番乾燥する月は?一年のうち、もっとも空気が乾燥するのは12月~2月。
加湿器は寝室ではどこに置くべき?寝室に加湿器を置く際は、その位置がとても重要です。 寝具から離れた場所に置くことで、直接肌にミストが当たるのを防ぎ、湿度の偏りを避けることができます。 また、空気の循現を考慮して、ドアや窓から離れた場所に配置すると、室内全体に効率よく湿気が行き渡ります。
加湿器をつけすぎるとどうなる?
主な原因は、加湿器を不衛生な状態のまま使用したことによって、繁殖した雑菌やカビが蒸気とともに放出され、呼吸時に一緒に吸い込んでしまうことです。 長期間にわたって吸い込み続けると、身体がアレルギー反応を起こし、加湿器病を発症します。 主な症状は、咳・たん、胸の痛み、発熱、全身の倦怠感など、風邪の症状に似ています。
加湿器内の水を1日1回の頻度で交換する
なぜなら、雑菌は時間が経つごとに繁殖し続け、塩素だけでは完全に防げないため。 また、水道水に含まれる塩素は身体に影響が及ばないよう少量である上、空気に触れると蒸散します。 つまり、加湿器内の水道水を交換せずに放置していると、塩素が含まれていない状態になってしまうのです。お部屋をうるおい空間へ
- 濡れタオル、洗濯物を干す
- 水を入れたコップを置く
- 鍋でお湯を沸かす
- 入浴後、浴室のドアを開けておく
- 霧吹き、ルームミストを吹きかける
- 床を水拭きする
- 加湿器を使う
- 石油ストーブ、ファンヒーターで部屋を温める
乾燥対策1:濡れタオルや洗濯物を干す・振る
具体的な方法は以下のとおりです。 特に日中は、エアコンの吹き出し口の近くに置くと、部屋全体を加湿することができます。 また、就寝前には枕元に置くことで、寝ている間の口や喉の渇きを防止できます。