だい‐たい【大体】
◇「大体」は、細部を除いた主な部分、また漏れているものもあるが、あらかたの意で、「漱石の小説は大体は読んだ」では、まだ読んでない作品も少しあることを言外に含んでいる。 ◇「夜は大体家に居る」の「大体」は「おおよそ」に置き換えることはできない。だ‐たい【▽大体】 [副]《「だいたい」の音変化》もともと。 どだい。概略。 あらまし。 凡そのもの、大部分。
「大体さ」とはどういう意味ですか?(1)おおよそ全て。 ほとんど数量を占めていること、またそのさまを意味する表現。 (2)おおむね、あるいは考えていた度合いや値などに近いことを意味する表現。
「大体」の言い換えは?
(量について)不正確であるがとても正確に近い の意
- ざっと
- 略
- かれこれ
- ほとんど
- 近くに
- 先ず
- 無慮
- おおよそ
「ほとんど」と同様に、大きな割合を占めていることを示す表現に、「大部分」や「大半」といった言葉がある。 さらには、「大体(だいたい)」「大方(おおかた)」「大概(たいがい)」「大抵(たいてい)」等の表現もある。
「大概」の意味と使い方は?
大概(たいがい) とは? 意味・読み方・使い方
- 物事の全部ではないが、その大部分。 ほとんど。 だいたい。
- 物事のおおよその内容。 あらまし。 概略。
- 物事の程度などがありふれていること。 また、そのさま。 たいてい。「—
- 物事の程度があまり極端にならないこと。 ある程度でやめておくこと。
さらには、「大体(だいたい)」「大方(おおかた)」「大概(たいがい)」「大抵(たいてい)」等の表現もある。
大体の丁寧語は?
“概ね”と同様の意味を持つ“だいたい”はよく使われる言葉ですが、少々砕けた印象を与えるので、もう少しあらたまった言い方をしたいときに“概ね”を使います。あらかた の類語
- 通じて
- 大抵
- たいてい
- ほぼ
- ほとんど
- おおく
- 大部分は
- 総じて
だい‐たい【大体】
◇「夜は大体家に居る」の「大体」は「おおよそ」に置き換えることはできない。 ◇「おおよそ」は細部を問題にしないで全体を大まかにとらえていう語であるから、「おおよその説明」では、細部についての説明は省かれていることになる。
大概(たいがい) の例文・使い方・用例・文例(30)
- ・・・それを見た恵印の情けなさは、大概前からの行きがかりでも、御推察が参るでございましょう。
- ・・・ と調子を低めて、ずっと摺寄り、「こう言うとな、大概生意気な奴は、名を聞くんなら、自分から名告れと、手数を掛けるのがお極りだ。……
「大概」は方言ですか?本当に。 ※ 「大概に」「ほどほどに」の意でも用いられる。
「大概にしろ」の使い方は?「たいがいに」の例文・使い方・用例・文例
- 酒もよいがたいがいにしておきなさい.
- 冗談にもほどがある、冗談もたいがいにしろ
- 遊ぶ方はたいがいにして切り上げるがよい
- たいていたいがいにしろ
- 勉強もたいがいにしておけ
- ばかもたいがいにしろ
- 冗談もたいがいにしろ
「大体は」の言い換えは?
全部のうち、半分以上を表す表現
- ほぼ
- あらかた
- おおよそ
- ほぼほぼ
- 大体
- ほとんど
- ほぼ全て
- 凡そ
大部分において; 主に、または大方 の意
- 通じて
- 大抵
- たいてい
- ほとんど
- おおく
- 大部分は
- 総じて
- 主として
約(読み)やくする「およそ」は口語的、「おおよそ」は文語的
同じ意味を持つ「およそ」と「おおよそ」ですが、2つの違いは「使う場面」にあります。 「およそ」はビジネス上でも比較的カジュアルな会話や日常会話など、口語で使われることが多く、「おおよそ」はメールや手紙など、フォーマルな場面で文語的に使われるものです。