浄土真宗では、和尚という言葉は使われません。 和尚という言葉は「戒律を授ける者」という意味も含まれているため、戒律の考え方がない浄土真宗には和尚が存在しないのです。 立場が分からないときは、お寺に確認すると対応しやすくなるでしょう。僧侶(お坊さん)は出家して仏門に入った人。 和尚さんは、僧侶の中でも一人前と認められ、教える立場となった人。 住職は僧侶の職業。浄土真宗では、住職のことを「御院主(ごいんじゅ)さま」と呼ぶことがあります。 一般的な呼び方に沿って「ご住職」「住職さん」と呼んでも問題はありませんが、特殊な呼び方が存在することも知っておきましょう。
僧侶の年収はいくらですか?僧侶の収入の目安 Indeed で検索可能なデータによれば、僧侶の平均年収 は、全国で約330万円、地域別では、千葉県で約430万円、東京都で約381万円、愛知県で約361万円などとなっています。 *寺院の収入源は主に檀家からのお布施と護持費のため、檀家の数に左右されるところが大きく、僧侶の待遇にも差が出ます。
浄土真宗では線香は立てますか?
浄土真宗系ではお線香は立てずに長香炉に寝かせて焚くか、土香炉の大きさに合わせてお線香を折ってから火をつけ、火のついた方を左にして灰のうえに寝かせます。 天台宗や真言宗では、香炉の中で3本のお線香が逆三角形になるように自分側に1本、仏壇側に2本のお線香を立てます。今回は、浄土真宗でやってはいけないこと9選を紹介していきます。
- ①線香を立ててはいけない
- ②般若心経を唱えてはいけない
- ③神を信仰してはいけない
- ④喪中のはがきを出してはいけない
- ⑤日の善悪を選んではいけない
- ⑥追善供養をしてはいけない
- ⑦仏檀に他宗の仏像や故人の写真は入れてはいけない
- ⑧クリスマスを祝ってはいけない
僧侶はなぜ坊主頭なのですか?
多くの僧侶の頭は丸刈り、あるいは剃髪だ。 僧侶特有のスタイルの根源は、仏教をひらいた釈尊(ブッダ)が出家、修行の際に剃髪したからといわれる。 髪を伸ばすということは、修行の妨げになるという考えがある。 つまり、髪を伸ばしていると、飾り立てたいなどの欲がおき、あるいは薄毛が進行した際には、悩みや執着が生まれる。
僧侶の給料は自身が所属する寺院から支払われます。 寺院の収入源の多くは檀家からのお布施であるため、地域や檀家数、寺院の規模によっても額は大きく異なります。 一般的に、経験の浅いうちは月15万円程度、修行を積んで長く勤めることで給料が上がっていくことが多いようです。
浄土真宗で使ってはいけない言葉は?
また、以下の忌み言葉は、浄土真宗に限らず、他の宗派でも使わない言葉です。
- 不幸の重なりや続くことを連想させる言葉 「重ね重ね」「重ねて」「次々」「また」「続いて」「続く」「再三(さいさん)」「再四(さいし)」「くれぐれも」「追って」など
- 不吉な言葉 「消える」「落ちる」「迷う」など
- 直接的な言葉 「死亡」→「亡くなる」
坊守(ぼうもり)とは、寺や坊舎の番人のことをいうのが本来の意味である。 浄土真宗では伝統的に住職の妻のことを「坊守」と呼んでいる。お坊さんの主な収入源は、葬儀や法事のときに渡されるお布施です。 お坊さんによっては駐車場や幼稚園を経営していたり、サラリーマンとして働いていたりします。 宗教法人とお坊さん個人の財産は明確に区別されているので、宗教法人が、お布施などの収入をお坊さん個人に支給する場合は給与となり、源泉徴収の対象です。
お香は本来、香木を炊くことから始まりました。 その中に燃香を入れて炊かれました。 その後、江戸時代に粉状だったものを固めて作ったお線香が世にでてきます。 みな立てるようになりましたが、浄土真宗は昔と変わらずに横にして手向ける事を決めたそうです。
浄土真宗の線香は寝かせると消えますか?浄土真宗はお線香を寝かせるのでわら灰じゃないと消えます。
浄土真宗で食べてはいけないものは何ですか?浄土真宗で食べてはいけないものは何ですか? 浄土真宗には、「肉を食べてはいけない」といった制限はありません。 ただひたすらに、阿弥陀如来を信じることが重要と考えられている宗派です。
お坊さんの髪の毛はなぜ剃るのでしょうか?
◎お坊さんが剃髪する理由◎
普通の生活から決別して仏道修行に入る時には、社会生活と縁を切るという意味で、社会性を表す髪を切ります。 仏教 では、髪は権力や精力の象徴であり、身体装飾をするのに最も適した場所という考えが強いからです。
仏教の最終目標は俗世間の苦しみや煩悩から解放されることで、放っておいても生えてくる髪の毛は消そうとしても消せない煩悩の象徴であり、剃髪をすることは煩悩を打ち消すことの第一歩だと考えられていたからです。 髪の毛が生えていると髪型が気になったりしますし、また髪の毛を伸ばしていると薄毛などで悩むこともあります。例えば、固定資産税、法人税、宗教活動の収入にかかる所得税などは原則として免除されることがあります。 ただし、お坊さんの収入は給与所得となるため、所得税や住民税が課税されます。 宗教法人も源泉徴収義務者となるため、給与等を支払う際には所得税を徴収し、国に納付しているのです。浄土真宗には喪中という考え方がないため、特別に避けるべきことはありません。 亡くなった人はすでに極楽浄土に往生して仏になっているため、遺族は普通に生活してよいとされています。 結婚式への出席、旅行、正月のお祝いなども問題ありません。