なお、平仮名にする時の現代仮名遣いは、「つまずく」(現代語の意識では「つま」と「つく」に分解しにくいと考えるため)が正しいのですが、「つまづく」の表記も「許容」とされています。「つまづく」か「つまずく」か。 迷うのですが、「つまづく」は歴史的仮名遣い。 現代仮名遣いの文であれば、「つまずく」が基本です。 他に「ぬかずく」「ひざまずく」なども迷いやすいのですが、同じく「ず」です。何かに足の先が突っかかって転びそうになること。 または比喩的に、途中で困難があったり障害があったりしてうまく行かなくなること。
つまずくはなぜ「ず」なのですか?なぜ "爪先(つまさき)がつく" なのに「つまづく」ではなく「つまずく」なんでしょう? 鎌倉時代までは「づ」を[du]、「ず」を[zu]と区別していましたが、徐々に区別が薄れ、現代日本語では「ず」を優先しているそうです。
つまづくとつまずくの違いは何ですか?
主な違いは「現代的な書き方か、歴史的な書き方か」です。 「つまずく」は現代仮名遣い、「つまづく」は歴史的仮名遣いで表記されています。 そのため、現代では「つまずく」が正しい表現とされています。「蹴つまずく」のことを「けっぱんずく」(岡山県北)、「すごく」のことを「こっぱ」・「ばんご」(玉野市)、「叫ぶ」ことを「おらびまわる」・「おらびあるく」(倉敷市児島地区)などなど。 皆さんもYoutubeチャンネル「OHKアナのくすくす」のコメント欄にお寄せ下さい!
「ず」と「づ」の使い分けは?
「ず」と「づ」の場合は、「ひとつずつ」「すこしずつ」「ずこう」「ずきん」「しずく」「すず」など、通常は「ず」を使います。 「つづく」「つづる」「つづみ」「つづら」などは「づ」と表記すると覚えていきましょう。
「躓く」は、「現代仮名遣い」では、「つまずく」と書くように定められてい る。 しかし、調査結果では、「つまづく」の回答率の方が「つまずく」より もわずかに多いということがわかる。 「現代仮名遣い」で原則として「ひざまずく」と書くよう定められている。 しかし、「ひざまづく」を選択した割合も半分近くを占めている。
「けった」は大阪弁ですか?
「けた」は、大阪弁の「けったい(第三話参照)」と同じ語源で、易占いに現れた卦木の形「卦体」のこと。 卦木の形が悪いのは、凶事の前触れであったことから、「縁起が悪い」「いまいましい」「奇妙な」といった意味で使われてきた。けつる (愛媛の方言) の意味現代仮名遣いでは、 「ずつ」と表記するのが正しい とされています。 「づつ」は歴史的仮名遣いでの表記です。 文化庁の「現代仮名遣い 本文 第2(表記の慣習による特例)」には、以下のような記載があります。
日本語には音だけでは判断できない言葉が多くあります。 「ひとつずつ」「少しずつ」などの場合、「ずつ」か「づつ」か迷ってしまいがちです。 内閣告示による現代仮名遣いでは「ずつ」を使うことが推奨されているため、履歴書やかしこまった文書など、より正しい日本語を使いたいという場合は、「ずつ」を使うのがいいでしょう。
「鼻血」は「はなじ」と「はなぢ」のどちらですか?【問】 「鼻血」は「はなじ」ではありませんか。 【答】 「鼻血」 は 「はなぢ」 です。 その「ぢ」は2訂連合によって 「ち」が濁ったものです。
結婚のプロポーズで「なぜひざまずく」の意味は?ひざまずくプロポーズは、女性に永遠の愛・忠誠心を誓うという意味が込められています。 もともと片膝をつく「ひざまずくポーズ」は、相手に忠誠を誓い、服従することを表していました。 それがいつしか、相手への求愛行動として定着しました。 相手の前でひざまずく行為は服従や負けを意味するため、本来は恥ずかしいものとされています。
「けったくそ悪い」は何弁ですか?
いまいましい、しゃくにさわる、気分を害された、といった感情を表すのに、大阪弁ではよく、「けたくそ悪い」とか「けったくそ悪い」と言う。 「けた」は、大阪弁の「けったい(第三話参照)」と同じ語源で、易占いに現れた卦木の形「卦体」のこと。
例えば大阪では、ご近所さんから、おかずのおすそわけをしてもらたりすると、「やあ、いっつも、すんまへんなア」といった会話で謝意を伝える。 また、人が頼み事をしてくれたりすると、「すんまへん、おおきに」と礼を言ったり、何か失敗をしでかしたりしたら、とにかく「すんまへん、すんまへん」と、謝罪を連発する。ブショッタネー(ナイ)は、無精という語に、汚いの一部が組み合わさり、不潔の意を強めた方言です。この語形は、兵庫県以西(兵庫県、中国地方、四国地方、九州地方)で優勢。 近畿中央部から中部地方にかけては「すい」、東北地方では「すっかい」、関東地方では「すっぱい」である。