シキミは独特の香りや有毒であることが邪気を払うと考えられていることから仏事(仏に関すること)で用いられます。 お寺や墓地に植えられる他、仏壇のお供えとしても使われています。樒は古くから仏教と関わりが深い植物です。
お墓に供えられることも多いことから、「花芝(はなしば)」「墓花(はかばな)」「仏前草(ぶつぜんそう)」などとも呼ばれています。 仏事で使用される場合は、主に葉が使われます。お墓や仏壇・葬儀・法要などでは、樒(しきみ・しきび)という濃い緑の枝葉をお供えすることがあります。
浄土真宗のお供えの葉っぱは?浄土真宗の仏壇に飾る葉っぱは、主に「樒(しきみ)」と呼ばれる種類を使っています。 樒は日本・中国・韓国に生息するマツブサ科シキミ属の植物です。 香りが良いためお香の代わりとして用いられることもあり「仏前草」と呼ばれ親しまれてきました。
仏壇の上に物を飾ってもいいですか?
また、お仏壇の中はお浄土の世界を表しており、その上に物を置いてはいけないというマナーがございますので、基本的にはお仏壇の真上は避けてお飾りください。 そのほか、お仏壇のお参りの際にお尻を向けてしまうため、お仏壇の真正面も避けていただくとよいでしょう。しきみは仏事、さかきは神事でお供えする
「しきみ」は、お墓や墓地などに植えられていることの多い植物で、主に仏教の葬儀や法要などで用いられる葉っぱです。 また、お墓だけでなく仏壇のお供えとしても用いられます。 しきみの持つ独特の香りと毒性には、お墓や故人を守る役割があります。
仏壇にお供えしてはいけないものは何ですか?
・日持ちのしない生菓子や溶けて仏壇を汚してしまう可能性のある飴類、殺生を連想する肉や魚、毛皮などはお供え物には向きません。 トゲのある花やにおいの強い花も避けましょう。 遺族へ余計な負担をかけてしまう可能性のあるものは避けるようにしましょう。
お供え物には、お菓子や飲料、お花、線香、ろうそくや、消費できるものが良いとされています。 また、日持ちするものや分けやすいものならば、配慮も感じられます。 故人が好きだった食べ物や飲み物を供えて、故人を偲んではいかがでしょう。
お供え花でタブーなものは?
・贈ってはいけないタブーの花は、トゲのある花(バラやアザミ)、毒のある花(ヒガンバナやスイセン)、死をイメージするドライフラワーです。 ・贈り先のお宅に猫がいる場合、誤って口にしてしまうと腎臓に悪影響を及ぼす恐れがあるため、ユリやチューリップはやめておきましょう。5つのお供え物が基本です。 線香・灯明・お水・お花・飲食(お霊膳、果物、お菓子、嗜好品等)となります。 ご飯以外もですが、皆さんが召し上がる食事をお供えしてください。 お供えしたものは無駄にせずに、分け合って皆さんで食べましょう。また、以下の忌み言葉は、浄土真宗に限らず、他の宗派でも使わない言葉です。
- 不幸の重なりや続くことを連想させる言葉 「重ね重ね」「重ねて」「次々」「また」「続いて」「続く」「再三(さいさん)」「再四(さいし)」「くれぐれも」「追って」など
- 不吉な言葉 「消える」「落ちる」「迷う」など
- 直接的な言葉 「死亡」→「亡くなる」
・日持ちのしない生菓子や溶けて仏壇を汚してしまう可能性のある飴類、殺生を連想する肉や魚、毛皮などはお供え物には向きません。 トゲのある花やにおいの強い花も避けましょう。 遺族へ余計な負担をかけてしまう可能性のあるものは避けるようにしましょう。
仏壇は家のどこに置くのが一般的ですか?仏壇は仏間に設置することが一般的ですが、現在の住宅には仏間がない家も増えています。 仏間がない場合は床の間やリビング、洋間などに設置しても問題ありません。 床の間は家の中では最上座とされる場所ですので、ご先祖様を祀る仏壇を置く場所としても適しています。
神様にお供えする木は何ですか?神棚によくお供えされるのは「本榊」と「ヒサカキ」の2種類です。 「本榊」は西日本を中心とした暖かい地域に自生しています。 しかし、関東以北の寒冷地では本榊が自生できないため、本榊によく似た植物である「ヒサカキ(非榊・姫榊)」が代用されます。
仏花に使われる木は?
葬儀や仏花で選ばれる「樒(しきみ)」の特徴
「樒(しきみ)」とは、葬儀のとき、主に仏教において使われる花・植物です。 美しい緑色をしている常緑小高木(じょうりょくしょうこうぼく)に分類されるものであり、10センチ程度の大きさに育ちます。
お仏壇に供えてはいけない果物は?
- 常温で保存できない果物 冷凍保存が必要なものなど、常温で長持ちしない果物はお仏壇に供えてはいけません。
- 賞味期限が短い果物 賞味期限が短い果物も、お仏壇に供えない方が良いでしょう。
- 鮮度が低い果物
- サイズが大きすぎる果物
- バナナ
- りんご
- みかん
「五供(ごくう)」には、5種類あり、「香」、「花」、「灯燭(とうしょく)」、「浄水」、「飲食(おんじき)」を指します。 どれも、毎日欠かすことのできない大切な物となります。 いずれも、お供えする物、役割、そしてタイミングに決まりがあります。避けるべき品物 肉・魚などの殺生を連想されるものタブーと考えられています。 また、辛い物やにおいの強いものも避けれています。 いただき物が多い可能性もありますので、なるべく日持ちのするものを選びましょう。