放置した松を剪定で小さくする方法
極限まで短くしたいなら、一番根元近くにある枝の上で切りましょう。 枝分かれをしていない枝を短くしたい場合は、葉のまとまりの途中で切ります。 短くしたい位置に枝も葉もない場合、いったんできるだけ短く切り戻し、周りの枝を透かします。料金を半分にするために、松の剪定は年に1回で十分 松の剪定は、10月頃がおすすめです。 一般的に松の剪定は、5月頃と10月頃と1年に2回行うことが一般的です。 しかし、村上造園の長年の経験から言えば、5月の松の剪定は不要です。松の木の剪定時期は、年に2回あります。 4月~5月末と11月~12月頃です。 それぞれの時期で、剪定内容が異なります。 4月~5月末は、新しくできたみどりの不要な部分を折り、枝がほしいところは軽めに折って残しておく作業の剪定。
松が伸びないようにするにはどうしたらいいですか?松(マツ)のみどりは、時期が遅くなるほど伸び方が小さくなります。 そこで、あえてみどり摘みの時期を7月頃に延ばします。 この時期にみどり摘みをすると、次に発生する芽の勢いが小さくなるので、伸びる勢いを抑える事ができます。
剪定するときはどこを切ればいいですか?
枝を剪定する際は、外向きに生えている芽のすぐ上で切ることが大切です。 枝についている芽が、内向き(木の中心側に生えている)か外向き(外側に生えている)かに注目しましょう。 外向きの目の上で切るべき理由は、立枝や徒長枝を防ぐためです。 切り口付近には栄養が多く流れるため、周辺の芽が勢い良く伸びます。3月、6月、9月、10月は軽剪定ならOKですが、活動が活発な4月、5月、7月、8月は、樹液が流れ出て木がダメージを受けてしまうため、剪定自体を避けたほうがよいでしょう。
剪定は年に何回するのが理想的ですか?
基本的には、冬と夏の2回剪定を行うと覚えておきましょう。 剪定時期を間違えると木を弱らせるだけでなく、最悪の場合枯らせてしまう危険性があるため注意が必要です。 基本的な剪定方法は、風通しを良くしたり、樹形を整えたり、花付きを良くしたりなど目的に応じて選ぶと失敗しにくくなります。
松の剪定を上手に行うには、上から下・奥から手前の順に作業していきましょう。 下から上に向かって作業すると、上で切った枝によって下の枝が汚れてしまい、効率が悪いためです。 また、手前から奥に向かって作業を進めると、ご自身の身体がせっかくきれいにした手前の枝にぶつかって折れてしまう可能性があります。
松に肥料をやる時期はいつですか?
肥料を与える時期は、活動期の3〜5月と、10月の月1回程度を目安に与えましょう。 梅雨や夏場には肥料を与えないようにします。庭木の高さは剪定(芯止め)をすることで抑えられます。 樹高が高くなりすぎて手入れしづらいと感じているなら、芯止めをおこないましょう。 芯止めとは、庭木のもっとも高い場所にある生長点を切ることです。 生長点を切ることで生長が抑制されて、樹高を抑えることができます。松の新芽は、「みどり」と呼ばれることからこの芽摘みも「みどり摘み」とも呼ばれます。 1本の枝の先から数本の新芽が出てきますが、新芽はいずれ枝になりますので、そのままにしておくと枝が増えすぎて樹形が乱れます。 そのため、不要な新芽を取り除いて枝の数を調整するのです。
剪定で切るべき不要な枝【図解】
不要枝の種類 | 特徴 |
---|---|
内向枝(逆さ枝) | 木の内側に向かって伸びる枝 |
徒長枝(とちょうし) | 周囲より勢いよく伸びる枝 |
立ち枝 | 真上に伸びる枝 |
枝垂枝(下がり枝) | 下に垂れて伸びる枝 |
剪定でやってはいけないことは?やってはいけない剪定方法4選
- 太い枝を一度で切る
- 幹をえぐるように枝を切る
- 幹に枝を残す
- 切り戻し剪定だけを繰り返さない
庭の松の木を切ってはいけない日はいつですか?4)木を切ってはいけないと言われる日
土用とは立春・立夏・立秋・立冬の前の18日間のこと。
高くなりすぎた木を剪定するにはどうしたらいいですか?
高くなりすぎた木を剪定するには、芯止めという方法が有効です。 一番高く伸びている主幹を任意の高さに切ることによって、主幹の成長が止まって樹高を調整できます。 その後、切り戻し剪定もおこなえば、きれいな樹形に整えらえるので庭の景観もよくなります。
寒さに弱い種類なので、11月~2月に基本剪定をするのは避けましょう。 8月~10月は軽剪定ならOKです。 暑い時期に強い剪定をしてしまうと成長しづらくなりますが、あまり大きく育てたくない場合は、あえてこの時期に基本剪定をしてもいいでしょう。 また、関東以南の暖かい地域なら、9月~10月に基本剪定をしても問題ありません。肥料 肥料を施さなくても育ちますが、2~3月に寒肥として、緩効性化成肥料の粒状肥料「マイガーデン植物全般用」を1m²当たり150g、株の周りの土の上にばらまいて施すと葉色が濃くなります。 病虫害以外の原因で葉が黄化する場合も肥料不足が考えられるので、寒肥を施すと葉が緑色に戻ります。液肥を与えるのは土の表面が乾いている時が効果的。 晴れた日でも、水やり後ではなく、水やりの前に与えましょう。