作文で気をつけることは何ですか?
作文を書いていく流れがわかったところで、気をつけておきたいポイントを見ていきましょう。

  • 一文を短くする
  • 安易に形容詞を使わない
  • 「そして」を使いすぎない
  • 書き言葉と話し言葉の違いに気をつける
  • 文末が同じにならないよう気をつける
  • 原稿用紙の正しい使い方を覚える

まずは、使ってはいけない 「禁止言葉」 (禁句) を設けます。 「今日(今日は)」 「ぼくは(わたしは)」 「思います(思いました)」 の三つの言葉を使用禁止にします。作文の構成は「はじめ」「なか」「おわり」の3つのまとまりにすると書きやすくなります。 「はじめ」は、作品のテーマや自分の意見などを書きます。 「なか」に書くのは、具体的に起こった出来事や自分の考え、そう考えるに至った根拠などです。 「なか」の部分が作文全体で一番ボリュームが多くなります。

作文を書くとき最初に何を書く?冒頭では、与えられたテーマに対しての結論(自分の意見)を最初に述べるのが一般的です。 作文の書き方に迷ったら、PREP法を参考に構成を練ってみましょう。 PREP法とは、わかりやすく論理的に文章を伝える型の1つです。 最初に結論を述べ、次にその理由、具体例を提示して最後に再び結論という順で文章を書いていきます。

作文の書き方5W1Hとは?

5W1Hを使って実体験を書く

作文を書くときに、5W1Hを意識して自分が実際に体験したことを書くとスムーズに書けるでしょう。 「5W1H」は、いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように、という意味です。 この項目を埋めていくと、作文の内容が決まっていきます。序論は読者にとっては第一印象を決めるものです。 執筆者としては、できるだけ良い印象を持ってもらいたいと思うでしょう。 論文における最初の章である序論は、目次の後、文献レビューの前に挿入され、読者に向けて何について書こうとしているか、その理由と次に何が書かれているかを伝えるための発端となるものです。

「なので」は文頭では使ってはいけない言葉ですか?

文頭では使えない言葉

「なので」は、接続詞ですが、文頭では使えません。 会話の中では、いきなり「なので~」と使用することがありますが、かなり砕けた言い回しになります。 「なので」は接続詞ですが、文頭では使用してはいけないと言う決まりになっています。 会話では、よく使うことが多い言葉ですし、日本語は変化していきます。

「なので」は基本的に話し言葉として利用されますが、丁寧な言い回しではなく、敬語としては利用されません。 そのため、面接やビジネスシーンなどでは、「ですので」「ですから」といった丁寧な言葉に言い換えることが望ましいです。

作文の結論には何を書くべきですか?

作文の結論の部分では、本論で展開した自分の考えをまとめるように心がけましょう。 結論は、読みやすいように簡潔に書き、伝えたい物事を強調して書くようにすると、読者の意識や印象に残る作文になります。 書き方としては、まず結論となる自分の意見を述べ、その後に理由を書くとよいでしょう。デメリット 5W1Hは、6つの項目でできているため状況を詳しく伝えてくれるものでありますが、反対にそれだけ伝える情報が多くなるため、冗長になりやすいのです。 会話の場合、話が長くなってしまう ということになります。作文の終わり方として、自分の意見、感想などを述べることになります。 ここで、ただ、面白かったです、楽しかったです、というだけでは、やはり物足りません。 何が面白かったのか、楽しかったのか、ということを、思ったままに書いてみることです。 どうしてもうまく表現できないのなら、何かに例えてみるとよいでしょう。

「ですので」は、「なので」の丁寧な表現で、「だから」の丁寧な表現ではありません。 「だから」は、言葉自体に「それゆえ」「それであるから」という意味をもつ自立語で、丁寧な表現にすると「ですから」という表現が適切です。

作文で「そのため」の言い換えは?レポートや論文、作文では、「そのため」よりさらに固い印象を与える「したがって」「よって」が適しています。

「なので」の正しい使い方は?「なので」は独立した接続詞ではなく連語であるため、文頭で使うことができません。 文中で理由や原因を説明するときに使うのが正しい使い方です。 今日は雨の予報だ。 なので、傘を持って出かけた。

小論文で使ってはいけない言葉は?

小論文は、詩歌や小説ではなく、説明的文章ですので、詩歌や小説に用いられる倒置、体言(名詞)止め、比喩表現、会話体などの使用は避けます。

物事を正確に伝える際に用いる8つの確認事項のこと。 When(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)、Why(なぜ)、What(何を)、How(どのように)、How many(どのくらい)、How much(いくら)の8つ。5W1Hの項目の中で特に重要な項目は、What(何を)Why(なぜ、何の為に)です。句読点は、行のはじめに書くことはできません。 句読点が行の最後にきて下にマス目がない場合には、最後のマス目に文字といっしょに書きます。 または、欄外(らんがい)に書いてもかまいません。