無力で、取るに足りない人。いちいち話題として取り上げる価値もない些細な事柄、議論に値しない物事、などを意味する表現。山川 日本史小辞典 改訂新版 「小者」の解説
小人(こびと)とも。 中世~近世の武家の下級奉公人・雑兵。 もともと年少者の意だが,一般には下級の武家奉公人をさす。 武家において,戦時・平時の口番,使者,荷送など多様な力役を勤めた。
「取るに足りない」とはどういう意味ですか?話題として取り上げる価値がない、議論に値しない、つまらない、些細な、といった意味の表現。 「取るに足らない」「取るに足らぬ」「取るに足りん」などとも言う。
下っ端や取るに足らない者とはどういう意味ですか?
さん‐した【三下】
下っ端の者。 また、取るに足らないさま。 [補説]ばくちで、賽 (さい) の目数が三より下の場合には、まず勝ちめがないというところから言いはじめたという。わざわざ取り上げるには値しない、着目したり聞き入れたりするほどの価値がない、と言った意味の表現。
「あげつらう」とはどういう意味ですか?
あげ‐つら・う【論う】
物事の理非、可否を論じ立てる。 また、ささいな非などを取り立てて大げさに言う。
武士全体の平均年収は税金を引かれ約500万円(50両)といわれています。 一方、下級武士は米を自分たちで食べる分だけを確保し、残りを現金に換えて生活していました。 米を現金化した後の年収をみると約80万円(8両)といわれています。
旗本と大名ではどちらが偉いですか?
大名と旗本との境界線は、石高一万石以上が大名で、それ以下が旗本です。■
たわいもないは「取るに足らない」という意味の言葉です。 取り上げるほど価値や重要度がなく「たいしたことがない」という意味があります。 たわいもないは「たわいもない話」のように「たわいもない~」の形で用いられるのが一般的です。類義語には、「取るに足らない」「たわいない」「よしなしごと」「漠然と」「支離滅裂」などが挙げられます。 また、対義語には「大切、重要」や「有意義」、「理路整然」「首尾一貫」といった言葉が挙げられます。
ぞう‐ひょう〔ザフヒヤウ〕【雑兵】
2 取るに足りない者。 下っ端。
「大枚をはたく」とはどういう意味ですか?多くの金額を支払うこと、あるいは持っている金を使い切ることなどを意味する表現。
人の欠点をあげつらうとはどういう意味ですか?良くない点や改善が必要な点などをことさらに話題にすること、悪い面ばかりに言及することなどを意味する表現。 人の足を引っ張る、揚げ足を取るといった意味合いで用いられることが多い。
武士の給料に扶持はつきますか?
扶持米は、一人扶持が一日当たり玄米五合の日割り計算で支給された。 つまり、二日で米一升に当たり、一人扶持は年俸に換算すると、およそ一石八斗になった。 扶持米は単独で与えられることもあるが、しばしば知行や俵切米に加えて支給され、石切米や給金(銀)には必ずといってよいほど扶持米がプラスされた。
入隊から1年間は幹部候補生学校で教育を受け、その後初級幹部として部隊勤務が始まります。 最初の階級は3尉で、俸給は約25.2~44万円。 これが実質的な初任給となるわけで、一時金を加算して年収にすると最低でも415万円。 民間の全年代サラリーマン平均年収443万円と比べても遜色ありません。旺文社日本史事典 三訂版 「上知令」の解説
江戸・大坂周辺を天領とし,その地域内の私領をほかへ移そうとするもの。 天領を集結・統制し幕府権力の強化を意図したが,大名・旗本らの猛反対で中止,忠邦失脚の要因となる。将軍直属で知行10,000石未満の幕臣のうち、通常、将軍に拝謁できる御目見(おめみえ)以上の者を旗本、御目見以下を御家人と称していました。 その人数は合わせて22,000~23,000人。