結論からいうと、正しいとされている呼び方は「妻」です。 「奥さん」や「嫁」は、ご自身の配偶者のことを指す呼称としては正しくありません。年代別にみてみると、男性では「嫁・嫁さん」や「名前」、女性では「旦那・旦那さん」などが若いほど多く、一方で男性では「家内」「女房」、女性では「主人」「夫」が年齢を重ねるほど多い傾向です。【配偶者(女性)をさす表現】
妻 | 「配偶者である女性」を意味する言葉 |
---|---|
女房 | 妻のこと。多く、夫が自分の妻をさしていう言葉 貴族の家に仕える侍女(小間使い) |
かみさん | 商人・職人などの妻、または、その家の女主人を呼ぶ言葉 親しい間柄で、自分の妻、または他人の妻を呼ぶ言葉 |
奥さんをパートナーと呼ぶのは正しいですか?パートナー 「パートナー」という呼称は、婚姻の有無や2人の性別を問わず使える表現です。 近年は、ジェンダーの多様化によって、性別を感じさせない呼び方として日本でも使われるようになってきました。 しかし、相手との関係を問わず使いやすい表現ではありますが、日本では夫婦間の呼び方としてはまだ定着していないようです。
日本では夫婦の呼び方は?
夫婦の呼び方以上に悩むのが相手の配偶者の呼び方 目上の男性の配偶者の場合は『奥様』(90%)、女性の配偶者の場合は『ご主人』(49%)と『旦那様』(42%)が半数に。 夫婦間は『主人』に違和感を覚えて『夫』を使っていても、相手の配偶者となると『ご主人』を使っている人も少なくはないようです。「妻(つま)」が問題のないもっとも無難な呼び方
これは古くからある言葉で、婚姻制度が始まる前から一緒に生活する女性を「妻」と呼んでいました。 また明治以前は妻を「さい」と呼んでいたようです。 妻の対義語は「夫」で、男女の優劣がなく対等な意味を持ち、公式の場や上司との会話で使っても問題のない呼び方です。
配偶者をどう呼ぶか?
自身の夫を他人に紹介する場合、「主人」や「夫」、「旦那」、あるいは夫の姓で呼ぶ形もあるでしょう。 同じく自身の妻を紹介するなら、「嫁」や「家内」、「妻」などが挙げられます。 ただし、近年は「主人」や「旦那」、「嫁」や「家内」と呼ぶことに抵抗のある人もいます。
「夫婦仲がいい」の言い換え・類義語
- 夫婦仲がよい
- 夫婦仲がいい
- 夫婦仲が良好
- 夫婦関係がよい
- 夫婦関係がいい
- 夫婦関係が良好
旦那を人前で呼ぶときは何と呼べばいいですか?
夫、主人、旦那などシーンによって使い分けることも
意味の上では「夫」が最もニュートラルな呼び方といえますが、「主人」や「旦那」の方が受け入れられやすい場面もあります。 感じ方も人それぞれなので、TPOに合わせた使い分けができるといいでしょう。配偶者のことを「奥さん」と呼ぶ男性の多くは、なぜか自分の妻に対し、いい意味で「頭が上がらない」というか、リスペクトの気持ちが多いという印象があります。 この説に対して異論反論がある人もいるかもしれませんが、呼び方ひとつから夫婦関係の微妙なニュアンスをくみとることは、私たちプロに必須のスキルでもあります。人前では自分の配偶者を「妻」と呼ぶのが望ましいです。 主従関係を感じさせることもなく、どのような年代の人にも受け入れやすい正式な呼び方で、公式文書にも使われるので一番スマートな印象です。 また、話す相手の配偶者は「奥様」と呼んだ方がよいでしょう。
他人のパートナーについて言うときは、どうしても無難に、男性の場合は「ご主人」「旦那さん」、女性の場合は「奥さん」など、ジェンダーニュートラルではない呼び方になりがちではないでしょうか。 一つの例として、日本語には昔から「お連れ合い様」や、近年では「パートナーさん」など、夫婦を片方から見たフラットな言い方も存在します。
パートナーと夫婦の違いは何ですか?最近は従来型の妻や夫という表現ではない「パートナー」という表現がよく使われるようになりました。 配偶者というと結婚相手という1つの意味に限られますが、パートナーと言えばさまざまな対象を指します。 ともて便利な言葉かもしれません。 パートナーという言葉に逃げ、結婚をぼかす?
「妻」の言い換えは?妻/家内/女房/細君/かみさん/ワイフ の使い分け
「妻(つま)」は、夫に対して、女性の配偶者をさす語として最も一般的。 法律関係や報道などでも広く使われる。 夫自身が「つま」というのはわりあい新しく、明治のころには「さい」という方が多かった。 「家内」は、夫が自分と同等または目上の相手に対して自分の配偶者をいう。
配偶者を呼ぶときは何と呼びますか?
自身の夫を他人に紹介する場合、「主人」や「夫」、「旦那」、あるいは夫の姓で呼ぶ形もあるでしょう。 同じく自身の妻を紹介するなら、「嫁」や「家内」、「妻」などが挙げられます。 ただし、近年は「主人」や「旦那」、「嫁」や「家内」と呼ぶことに抵抗のある人もいます。
特に、目上の人のいるときや妻としての立場で行動するとき(夫の仕事関係者への挨拶など)は、「主人」がよく使われます。 「旦那」は、親しい人やママ友同士のくだけた会話で多く使われますが、自分の配偶者を「旦那」と呼ぶ人が多い場では、「夫」は壁を感じさせてしまうこともあるようです。「主人」は昔ながらの配偶者の呼び方で、年長の人の多くが使っています。 ただ主人には字の通り「家の主」の意味があり、家庭内での主従関係を連想させることもあります。 目上の人との会話や夫の仕事関係者との会話では適切な呼び方ですが、場面によって使い分けたいところです。「夫婦関係」の言い換え・類義語
- 婚姻関係
- 配偶者
- 夫婦関係
- 夫婦の契りを交わした仲