情報セキュリティで気をつけることは何ですか?
具体的には、以下のようなルールを定めましょう。

  • 持ち運ぶ必要のない機密事項や個人情報を保存しない
  • ログインパスワードは複雑なものにする
  • ハードディスクを暗号化する
  • ソフトウェアの更新やウイルス対策ソフトを導入する
  • 端末が入ったかばんを電車の網棚などに置かない
  • 端末にパスワードを書いたメモを貼らない

情報セキュリティの3要素をご存じですか? 「機密性」(Confidentiality)、「完全性」(Integrity)、「可用性」(Availability)の3つの要素のことで、それぞれの頭文字からCIAと略されています。情報セキュリティとは、企業の情報システムを取り巻くさまざまな脅威から、情報資産を機密性・完全性・可用性(3要素)の確保を行いつつ、正常に維持することです。

情報セキュリティが大事な理由は何ですか?企業は十分な情報セキュリティ対策を実施することにより、情報を正しく管理し、漏洩や紛失を起こさないようにすることは、企業の社会的責任です。 情報セキュリティ対策は、経営者の責任として、会社全体として取り組む必要があります。 万が一、漏洩や紛失といった事故や法令違反を起こせば、重大な経営的打撃を受けることは避けられません。

情報セキュリティの3要素で、「使いたい人(認められた人)が使いたいときにいつでもアクセスできる」を確保する言葉はどれか?

可用性(Availability)

可用性は、正当なアクセス権限を与えられた人が、必要な時にいつでも情報資産を安全に利用できる状態のことをいいます。情報セキュリティインシデントとは、情報セキュリティに関する事故や攻撃のことを指す言葉です。 具体的には、マルウェアの感染やコンピュータへの不正アクセスなど外部からのサイバー攻撃や、従業員の不正による情報漏えい、さらに天災や設備不良による事故なども含まれます。

情報セキュリティの5要素とは?

5要素(機密性・完全性・可用性・信頼性・真 正性=CIARA)のなかで,最初の3つ(機密性・ 完全性・可用性=CIA)は主に情報資産に対する ものであり,残りの2つ(信頼性・真正性=RA) は主に情報システムやエンティティ(操作者など) に対するものであると考えられる。

情報セキュリティの基本(CIA)と3大脅威への対策とは

  • 4.1. ランサムウェアによる被害
  • 4.2. 標的型攻撃による機密情報の窃取
  • 4.3. テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃

情報セキュリティの4要素は?

企業や組織におけるセキュリティにおいて、「機密性」・「完全性」・「可用性」に加えて、「真正性」 ・「信頼性」 ・「責任追跡性」 ・「否認防止」と言う4要素も重要になっています。情報セキュリティの3要素は機密性・完全性・可用性の3つであることが、ISMSの情報セキュリティの定義にも定められています。 また、真正性、信頼性、責任追跡性、否認防止の4つを加えて、情報セキュリティの7要素として重視されるようになってきました。情報セキュリティとは

組織が保有する情報資産を守ることが、情報セキュリティの最終的な目的です。 情報資産は機密情報に限らず、企業のブランドやイメージ、技術情報や業務のノウハウ、情報を保管する機器類も含まれます。 情報セキュリティは、これらの情報資産をどのように守っていくのかを考え、実践します。

情報セキュリティのリスクには、代表的なものとして以下の3点が挙げられます。

  • 情報漏えい 企業はさまざまな機密情報を取り扱っています。
  • サイトの改ざん・機能停止 企業が運営するWebサイトに不正アクセスされると、記載された情報が改ざんされたり、入力フォームや決済機能が停止したりする恐れがあります。

情報セキュリティにおける人的脅威の例は?人的脅威には、誤操作やメール誤送信などの作業上のミスや、外出先へと持ち出したUSBやパソコンの紛失・盗難といったトラブルも含まれます。 また、転職先での利用などの目的による社員の意図的なデータ持ち出しも人的脅威です。 第三者によるシステム攻撃や不正アクセスも、人の手による脅威という点で人的要因と言えます。

情報セキュリティの7原則は?機密性・完全性・可用性に加えて、責任追及性・真正性・否認防止・信頼性の7つを情報セキュリティの7大要素といいます。

情報セキュリティの7つの特性は?

JIS Q 27000:2014でいわれる情報セキュリティとは、「情報の機密性・完全性・可用性を維持し、真正性・責任追跡性・否認防止・信頼性などの特性の維持を含む場合がある」としています。

下記の図のように、情報漏洩の主な原因は、サイバー攻撃による「ウイルス感染・不正アクセス」が55.1%と最も多く、半分以上を占めています。 次いで「誤表示・誤送信」が26%、「紛失・誤廃棄」が15.1%と、人為的なミスによるものも多くを占めているほか、組織内の情報を従業員が不正に持ち出す「盗難」なども見られます。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が毎年発表している「情報セキュリティ10大脅威」の最新版が2024年1月24日に公開されました。 情報セキュリティ10大脅威では「個人編」と「組織編」がありますが、本記事では、組織編のTOP10に選出された脅威について、特に注目したいポイントと対策をまとめ、解説していきます。機密性・完全性・可用性に加えて、責任追及性・真正性・否認防止・信頼性の7つを情報セキュリティの7大要素といいます。