月にはなぜ引力があるの?
月としては、「落ちるに落ちられない」といったところです。 これは、太陽を回る地球も同じです。 太陽系を構成する惑星も、できたときから持っていた公転のエネルギーを使って公転し、小惑星にぶつかられたりしなければ、公転のエネルギーを持ち続けます。 「エネルギー保存則」っていいます。実は、地球と月では重力がちがっています。 月の重力は、地球の約6分の1です。 つまり、地球での重さが600Nの物体は、月では100Nになります。 このように、地球では重すぎて持ち上げられない荷物も、月では持ち上げることができたりします。地球上の物体には地球の引力が働きます。 一方、回転する物体には回転軸と逆方向に遠心力が働きます。 地球上の物体には、地球の自転による遠心力も働いています。 この地球の引力と遠心力の合力が重力の正体です。

月に重力はありますか?1.62 m/s²月 / 重力

月にはなぜ水が存在しないのか?

月や火星には大気、すなわち気圧がないので水は存在しにくく、金星は高温で水蒸気になっています。月が地球の軌道から外れたらどうなる? 月が地球の衛星でなくなったら、地球の生活は一変してしまい、二度と戻ることはありません。 潮の満ち引きが少なくなり、1日が長くなり、季節がなくなり、息を飲むような皆既日食も見られなくなるでしょう。 そして小惑星の衝突が増え、警戒が必要になる可能性も…。

月の寿命はあと何年ですか?

理論上は、地球の自転周期と月の公転周期が一致したタイミングで、月は地球から55万以上の距離には離れていかなくなります。 そのため月が地球から永遠に離れていってしまうということはなさそうです。 ですがそのようなことが起こるのは、今から数百億年後であると考えられていて、その頃にはとっくに太陽の寿命が尽きている計算です。

宇宙ステーションは、時速28万キロメートルの速度で飛んでいます。 この速度で飛ぶことで、重力と反対側に遠心力がかかっています。 遠心力と重力が相殺され、宇宙ステーションの中にいる人にとっては無重力になっているだけなのです。 宇宙ステーションの飛ぶ速度が遅くなったら重力に負けて落ちてきます。

引力を発明したのは誰ですか?

その力が月をして、地球の周囲を回らせているのです。 月が落ちてこないのもリンゴが落ちるのも、同じ法則を用いて説明できることを発見したのが、みなさんご存知のアイザック・ニュートン(Isaac Newton 1642-1727)です。また、国際宇宙ステーションが地球のまわりを回ることによって、遠心力という円の外側に向かって飛び出そうとする力が生まれています(水を入れたバケツをふり回しでも、水がこぼれないのと同じ力です)。 この遠心力と重力がちょうどつり合って、まるで重力がなくなったように感じられ「無重力状態」になるということもできます。月でジャンプをすると、すごく高くとび上がれるよ。 その理由は、月面では地球の表面と比(くら)べると重力(※)が6分の1になるからです。 このため月面でジャンプすると、地球の表面の6倍とび上がれることになります。 月で宇宙(うちゅう)飛行士が、軽やかに歩いているように見えるのは、そのためです。

月が地球の軌道から外れたらどうなる? 月が地球の衛星でなくなったら、地球の生活は一変してしまい、二度と戻ることはありません。 潮の満ち引きが少なくなり、1日が長くなり、季節がなくなり、息を飲むような皆既日食も見られなくなるでしょう。 そして小惑星の衝突が増え、警戒が必要になる可能性も…。

なぜ地球の水はなくならないのか?地球上では、水はずっと減ることもあふれることもなく、一定の量をたたえている。 それは、水が姿(すがた)を変えていろんな場所で、ぐるぐるまわっているからだよ。 海の水が太陽の熱であたためられると、水蒸気(すいじょうき)になる。 水蒸気は空気中で冷やされて、雲になる。

太陽が1秒消えたらどうなる?太陽が「見えなくなる」という意味なら、特に何も起こらない。 1秒暗くなるけど、日食と違って1秒でまた元の生活に戻る。

人類はあと何年生きられる?

人間 にんげん は、いったいどのくらいまで 生 い きられそうか、という 点 てん から 平均 へいきん を 出 だ したもので、これが、およそ95 歳 さい なのだそうです。 これから 考 かんが えると、 日本人 にほんじん の 平均余命 へいきんよめい は、あと10 年 ねん はのびそうだということになります。

重力がなくなると、じょうぶな骨は必要なくなり、カルシウムがどんどんとけ出して、もろくなってしまいます。 さらに、地上ほど力も必要なくなるため、筋肉も弱くなります。 これを防ぐために、宇宙飛行士は宇宙へ行くと、必ず1 日2~3時間かけて、いろいろな運動をして体をきたえることになっています。太陽光が当たっている面だけ温度が上がる 後ろ面はとても寒いしかし、空気のない宇宙では、太陽の光が当たっている面だけ温度が上がり数百℃にもなります、一方、当たっていない面は約-200℃。 そんな極端な温度変化が宇宙空間では起きているのです。近代理論科学の先駆者であるアイザック・ニュートン。 彼は、家の庭でりんごが落ちるのを見て、「万有引力の法則」のヒントを得たと言われています。 発見のきっかけになったりんごの木は「ニュートンのりんご」と呼ばれ、今でもその木の子孫が現地で大事に保存され、この偉大な物理学者を偲ぶ記念樹となっています。