剪定などで、木を切ったあとに塗る薬は「癒合剤」です。 癒合剤とは表皮が形成されるまで病気にならないように、切り口から雑菌の侵入や水分・養分の放出を防ぐものです。 癒合剤は剪定した枝すべてに塗る必要はありせん。癒合剤は、植物の傷薬です。 剪定した部分は傷になっているため、放置すると腐ってしまう場合があります。 癒合剤を植物の切り口に塗ることで、切った場所を早く治す役割を持ちます。木工用接着剤の酢酸ビニール樹脂という成分に、木の切り口をふさいで守る力があります。 木工用接着剤は家に置いてあるという方も多いと思うので、これが一番代用品として使いやすいでしょう。
墨汁は癒合剤の代わりになる?墨汁は皮膜形成の効果が期待できるニカワが含まれているものの、癒合剤ほどの効果は期待できないでしょう。 水性ペンキにも切断面を保護する効果があります。 ただ持続できる期間は短めです。 これらの弱点を踏まえると、大切な庭木の保護には癒合剤を使った方がよいでしょう。
切り株を腐らせない方法はありますか?
薬剤を使わずに、少しでも早く切り株を腐らせたい場合は、黒いビニール袋をかぶせておく方法があります。 植物は生きていくために日光が必要です。 その日光を遮断することで、成長に必要な栄養の生成を妨げ、腐るまでの時間を短縮します。木を切った後の処理【1】剪定したら切り口を保護してあげよう 剪定後は、切り口を保護するために、癒合剤を使うのがおすすめです。 癒合剤とは、木の切り口に塗る防腐剤のようなもので、傷口を守って植物を健康に育てることができます。 そこで、まずは癒合剤のメリットや塗り方、代用品についてご紹介します。
木を切った時に切り口に塗る薬は何ですか?
カットパスターは、樹木専用の切り口を覆うように塗る塗布材です。 樹木の剪定や治療後に塗る軟膏となっています。 切り口からの腐朽菌の侵入を防ぎ、長期間保護します。 半年から1年で、切除前のきれいな幹に復元され、変色したり軟膏が流出することもありません。
除草剤で切り株を枯らす手順
- 切り株の側面に、ドリルで複数の穴をあけましょう。
- スポイトに入った除草剤を、ドリルで開けた穴に注入します。
- 除草剤を注入した穴を、ガムテープや木の枝でふさぎます。
- 穴をふさいだ部分を、ビニールシートで保護しましょう。
- 木の根が枯れるまで待ちます。
切り株を放置するとどうなる?
切り株を処理せずにそのまま放置していると、地面に穴が空き地盤沈下が起こるおそれもあります。 元の木が大きければ、その分だけ地中に根を張っています。 放置していた切り株が腐り、腐食が根まで広がると、その部分に空洞ができてしまいます。 すると、周囲の土が崩れて地面が沈んでしまうのです。桜の剪定後は、必ず切り口に癒合剤を塗って保護してください。 桜は繊細で病害虫の影響を強く受けやすい特徴があります。 どれだけ細い枝であっても、癒合剤を塗って切り口を保護し、病害虫を予防しましょう。マジックリンと石鹸を使って洗う墨汁で汚れた箇所に水で薄めたマジックリンをつけ、固形石けんで洗っていきます。 黒い泡がでてきたら水で洗い流してください。 汚れが落ちるまで、石けんでの洗浄と水洗いを繰り返します。 汚れが落ちたら、洗濯機で洗濯しましょう。
植物は、癒合剤を塗っても、塗らなくても、いつかはカルスが巻き傷を塞ぐ事ができます。 しかし、傷口に雨水がかかったり、風が当たったり、昆虫や動物、人間に触れられたりする事で確かに治りが悪くなるイメージがあります。 人間の傷も触ると治りが悪くなるのと同じです。
切り株を除去するにはどうしたらいいですか?切り株は木材のため、燃えるゴミとして回収しているケースがあります。 自治体のゴミ回収について確認し、その区分に従って処理しましょう。 燃えるゴミとして切り株を処分する際は、ゴミ袋に入るサイズまで切断してから入れるのがポイントです。 とがった部分はゴミ袋を突き破る恐れがあり、注意が必要です。
切り株は塗装できますか?切り株も、地面に接していて根が生きていれば生木です。 生木は水分を多く含んでいるため、塗装に適していません。 数年かけてじっくり自然乾燥するなど、木材の水分がなくなると塗装できるようになります。 ホームセンターや材木屋で購入できる木材は、乾燥が終わっているため塗装できます。
切り株が生えてくるのはなぜですか?
伐採した切り株が生えてきてしまうのは、日の光が当たっているからと考えられます。 日の光が当たらなくなれば、出てこず枯れてしまうからです。 また、枯れてしまった切り株にシロアリが発生してしまケースもあります。 やはり切り株はそのままにせず、地面に埋めてしまうのが良いと思われます。
まず、切り株の周りにレンガや板などで囲いを設置します。 そのなかに腐葉土を敷きつめ、水で湿らせて放置します。 腐葉土が乾いてしまうと効果がないため、定期的に湿らせるようにしましょう。 しばらく放っておくだけで自然に分解されてボロボロになり、土に還っていきます。除草剤で切り株を枯らす手順
- 切り株の側面に、ドリルで複数の穴をあけましょう。
- スポイトに入った除草剤を、ドリルで開けた穴に注入します。
- 除草剤を注入した穴を、ガムテープや木の枝でふさぎます。
- 穴をふさいだ部分を、ビニールシートで保護しましょう。
- 木の根が枯れるまで待ちます。
薬剤以外:巻き枯らし」という方法
切り株には新芽が生えて成長を繰り返します。 これを防ぐために、切り株の皮を剥ぎ落すことで新芽の形成を妨げるのです。 ただし、巻き枯らしは、土のなかにある根の部分から芽吹く種類の木には効果がありません。