家に仏壇がある場合、毎日のお参りというのは欠かせないもの。 一般的には朝と就寝前の二度お参りを行い、日中は仏壇の掃除などをします。 一日の流れを具体的に見ていきます。 ●朝朝はまず仏壇の扉を開け、簡単な掃除を行います。仏壇にお参りをするときには、まず本尊に対して一礼します。 お供えがある場合には、この後でお供えします。 また、お供え物に文字が書いてある場合には、仏壇の前に座ったときに文字が見える向きにしておきましょう。 次にマッチでろうそくに火をつけます。仏壇にはいつも花を飾り、できれば朝晩の二回、少なくとも朝一回は、ろうそくを灯して、線香をあげて拝む習慣をつけましょう。 仏具の基本である三具足(花立て、ろうそく立て、香炉)が毎日使われることが、日常のお勤めの基本です。 毎日手を合わせて、静かな心でお参りします。
仏壇に手を合わせるとき何を言いますか?仏さまにむかって手をあわせるとき、何をお唱えすればいいのか迷うこともあるかと思います。 一般的に、よくお唱えされるのは「南無阿弥陀仏・なむあみだぶつ」(お念仏)、「南無妙法蓮華経・なむみょうほうれんげきょう」(お題目)でしょうか。
仏壇のりんは何回鳴らしますか?
リンを鳴らす回数 リンは、お仏壇の前で2回鳴らすことが一般的です。 1回目は軽く打ち、仏様の慈悲を願います。 2回目は少し強めに打ち、仏様への信仰(仏様へ帰依すること)を表します。仏壇にご飯をお供えすることには、日本人の文化や信仰に根ざした意義があります。 日本では、ご飯が主食であるため、最も身近な食べ物としてお供え物に選ばれてきました。 私たちが毎日食べるものであるため、仏壇にも毎日お供えすることができます。
仏壇にお参りするとき、線香の本数はいくつですか?
人間の口は、とかく悪業を積みやすく、けがれやすいものなので、仏さまに供える火を消すには向かないからです。 宗派の正式な線香の本数は、天台宗は3本、真言宗は3本、浄土宗は1本、曹洞宗は1本、臨済宗は1本、日蓮宗は1本です。 浄土真宗本願寺派と真宗大谷派は、適当な長さに折って寝かせます。
お線香の火を消す時は、穢れを避けるため口で吹き消すことは避けてください。 宗旨宗派によりお線香の上げ方や本数は異なりますが、毎日のお線香は3本もしくは略式で1本が理想的です。
仏壇でりんを鳴らすときの作法は?
鈴(りん)の基本的な作法・鳴らし方
宗派によって異なりますが、鈴(りん)は2回鳴らします。 初めは仏様へ向けて優しく鳴らし、2回目は信仰心を伝えるために少し強く音を出すのが基本です。 叩く部分は、鈴(りん)の内側・外側どちらでもよいとされていますが、外側を鳴らす型が多く見られます。リンの澄んだ音色に乗って、供養の祈りが極楽浄土の故人様まで届くといわれています。 お仏壇の前で読経することが少なくなった現代では、これからお仏壇にお参りすることを故人様へお知らせする意味合いでリンを鳴らすケースも多く見られます。お水とお茶のいずれかをお供えする場合は、仏壇の中央にお供えするのが一般的です。 両方の場合は、中央にご飯やお菓子を置いて挟むように置くとよいでしょう。
結論、お菓子等のお供え物も痛む前に下げて家族で頂きましょう。 ただし、毎日のお供え飯は朝に上げて夕方までに下げるのが一般的です。
仏壇のお線香は1日何回?お線香の火を消す時は、穢れを避けるため口で吹き消すことは避けてください。 宗旨宗派によりお線香の上げ方や本数は異なりますが、毎日のお線香は3本もしくは略式で1本が理想的です。
仏壇の扉は毎日開けるべきですか?結論、仏壇の扉はライフスタイルに合わせて開閉してもいいですが、四十九日までは閉めるべきです。 仏壇の扉の開閉については明確な決まりはありませんが、故人の忌日から四十九日間は祭壇で供養するため仏壇の扉は閉めておきましょう。
仏壇のりんは何回鳴らす?
リンを鳴らす回数 リンは、お仏壇の前で2回鳴らすことが一般的です。 1回目は軽く打ち、仏様の慈悲を願います。 2回目は少し強めに打ち、仏様への信仰(仏様へ帰依すること)を表します。
基本的には鐘の縁の部分を叩きますが、宗派によっては内側を叩くという場合もあるようです。 読経のはじめや最中、読経終わりに鳴らされるのが一般的で、読経をしない場合は鳴らさなくてよいとされています。仏壇へお参りをする際にりんを鳴らす場合は、線香をあげた後、合掌をする前に鳴らします。 りん棒でりんのフチをたたくときれいな音が出ますが、宗派によってフチの内側をたたく場合もあります。 叩く回数は1~3回で宗派によって異なりますが、お参りの際に鳴らす場合はそこまで気にしなくても問題ありません。ご飯とお茶を一段高くしてお供えするためのお膳です。 ご本尊の前に置きます。 ご飯は右側に置きます。 お茶は左側に置きます。