花王は8日、2023年1〜9月期決算(国際会計基準)の連結純利益が前年同期比44%減の325億円だったと発表した。 原材料高が一服し、幅広い商品で値上げが浸透したものの、中国での紙おむつ生産停止など201億円の構造改革費用が響いた。花王【4452】の業績・財務
2021.3 | 2022.9 | |
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売上総利益 | 130,736 | 401,365 |
粗利率 (%) | 40.8 | 35.6 |
営業利益 | 30,937 | 76,917 |
営業利益率 (%) | 9.7 | 6.8 |
売上高販売管理費率: 業種平均ランキング
- 証券業 88.17% 売上高販売管理費率ランキング (証券業)
- その他の製造業 81.01%
- 小売業 36.43%
- その他サービス業 31.49%
- 旅館業 31.26%
- 化学工業 30.91%
- 通信業 30.75%
- ガス業 29.81%
販管費 何が入る?販管費とは「販売費及び一般管理費」の略語であり、売上を上げるために間接的にかかった費用のことです。 広告宣伝費、間接部門の人件費や経費、企業全体の管理費が販管費に該当します。 たとえば製造業の場合、製造に携わる従業員の人件費は売上原価で計上され、販売活動に携わる従業員の人件費は販管費で計上されます。
花王は業界で何位ですか?
花王が2位のユニ・チャームに2倍の差をつけ、約1.4兆円の売上高で首位に君臨しています。 また営業利益においても花王が首位を奪取しています。花王株式会社(社長・長谷部佳宏)は、健康経営に優れた上場企業として、経済産業省および東京証券取引所の「健康経営銘柄」に8年連続で選定されました。 あわせて、経済産業省より優良な健康経営を実践している法人として、「健康経営優良法人~ホワイト500~」に6年連続で認定されました。
粗利率が高いほど何がいいの?
粗利率が低いと、会社の基本となる純利益が少なくなるという意味です。 また、粗利率によって商品やサービスが原価以上の価値で、世の中で認識されているかどうか判断することができます。 つまり、粗利率が高いほど商品やサービスの付加価値が高いといえるのです。
国内株式:4452 花王の株主優待
株主優待情報はありません。
売上から販管費を引くとどうなる?
営業利益は、売上総利益から「販売費及び一般管理費」を差し引いて計算する。 営業利益は本業がうまくいっているかを把握できる利益であり、経営者の経営力が一番問われる利益。 営業利益の他、会社が継続的に利益を上げることができるかを示す経常利益も、経営上重要な利益である。売上高販管費率とは、売上高に占める販管費の割合を測定する指標です。 計算式は「売上高販管費率(%) = 販管費 ÷ 売上高」であり、全業種の中央値(目安)は20.9%です。販管費とは、販売費及び一般管理費の略で、事業を行う上で生じた販売業務や一般管理業務にかかる経費のことです。 販管費には、広告宣伝費や地代家賃など売上原価に含まれないほぼすべての費用が該当します。
売上高販管費率の要点
計算式は「売上高販管費率(%) = 販管費 ÷ 売上高」であり、全業種の中央値(目安)は20.9%です。
花王のライバル企業は?業界について
- 1位:花王 業界トップは1887年に創業した「花王」です。
- 2位:ユニ・チャーム 1位の花王を追随するのは「ユニ・チャーム」です。
- 3位:ライオン 創業120年を超える一大企業である「ライオン」。
- 4位:アース製薬 1892年創業の「アース製薬」。
- 5位:小林製薬 1886年創業の「小林製薬」。
粗利は何パーセントが目安ですか?売上高に占める粗利の割合には、業種によって一定の目安となる数字があります。 例えば卸売業では、売上高に占める粗利の割合が15%。 小売業では30%、製造業では50%、飲食業では70%、サービス業では80%といった具合です。 株を購入する際には、各業種における平均と比較することで、数字の良し悪しを判断することができます。
利益率は何パーセントが理想ですか?
純利益率の目安は、業界や規模によって異なります。 一般的には、5%以上であれば良好な状態です。 10%以上であれば優秀な企業と判断できます。 しかし、これらはあくまで目安であり、絶対的な基準ではありません。
1位:花王(東P・4452)34年連続増配
直近3年の増配率は1.07倍で、年平均2.3%の増配をしている計算になる。 2024年12月期の年間配当額は前期比「2円」の増配となる「152円」の予想で、「35期連続増配」を達成する見込みだ。
■花王 | ||
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業種 | コード | 年間配当額(予想) |
5146円 | 100株 | 2.91% |
【※花王の最新の株価・配当利回りはこちら!】 | ||
※株価などのデータは2023年2月2日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 |
一般的には「販売管理費比率(販管費比率)」を見る場合が多いのですが、販管費比率の中小企業平均値は全業種で約23%とされています。 ただし販管費比率は業種によってもかなりばらつきがあり、宿泊・飲食業では62%、製造業では約18%となっているため、同じ業界の販管費比率を参考にすることをおすすめします。