避難所の配給で配られるものは、保存性が高く配布しやすいおにぎりや菓子パン、お弁当、カップ麺など炭水物が中心。 栄養補給や塩分の摂りすぎにも注意しましょう。ご飯やパンなどの炭水化物のもの、甘いものを選んで食べましょう。 ・食欲がないときも、ジュースや汁物を口に入れることを考えましょう。 支援物資や非常食では、食物の種類が限られます。 ビタミンやミネラル、食物繊維が不足しがちです。食糧は、自宅が被災して避難所に避難せざるを得ない人の想定人数に基づき算定した2日分を備蓄。 高齢者や乳幼児向けに、白粥、食べやすいスティックタイプの乾パン、粉ミルクなども備蓄している。 また、飲料水は、最低限必要な量として一人一日3ℓを基準に確保している。
避難するときに食べたいものは?おすすめの備蓄食料
- レトルトご飯 お米などの炭水化物はエネルギー源となるため、災害時にも欠かせない栄養素です。
- カップ麺、即席麺 カップ麺や即席麺も、炭水化物の摂取ができるためおすすめです。
- 缶詰
- 粉末やフリーズドライの汁物
- 日持ちする野菜や果物
- 保存食
- お菓子
- 災害時の状況や心境を考える
避難所で困る食料は?
避難所での食生活の問題点
避難所で配給される食事は、おにぎり、パン、菓子類などの炭水化物(糖質)が主体であり、肉、魚、卵、乳製品、野菜、果物などの生鮮食品は不足しがち。 そのため、タンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維の不足が起こりやすい。代表的な7つの種類とそれぞれの特徴を紹介します。
- ▶非常用飲料水
- ▶アルファ化米
- ▶フリーズドライ食品
- ▶非常食用パン
- ▶レトルト食品
- ▶缶詰
- ▶お菓子
避難所の食料は何人分用意すればいいですか?
非常食は何日分必要? 災害が発生してから、救助体制が整うまでには3日はかかると言われています。 そのため、1人3日分×家族の人数分を用意しましょう。 ☆子どもは大人の1/2~2/3の量を 用意しましょう。
高齢者の健康管理 避難所では、十分に栄養のある食事は用意できません。 飲み込むことが難しい食品も多いので、果物や缶詰など水分の含まれた食品が配給された場合は、優先的に受け取れるように配慮しましょう。 また、食べ物は細かく刻んだり、誤嚥しないようにトロミ剤を入れたりして食べましょう。
非常食 リュック 何日分?
食料品の備蓄は、災害発生当日に調理不要で食べられる1日分の備え、国などからの食料が届くまでの3日分の備え、食料の供給が滞る場合の1週間分程度の備えと、3段階で行いましょう。 必要なものは、年齢や健康状態、そして好みによっても異なります。備蓄食は、最低でも家族の人数×3日分を用意しておきましょう。 缶入カンパン100gは1缶で約400kcal(ご飯 二膳相当)ですので、非常時の1食分とみてよいでしょう。○ 備蓄食料品は、主食(炭水化物)+主菜(たんぱく質)の組合せで、最低でも3日分、出来れば1週間分程度を確保 しましょう。 ○ ライフライン(電気、ガス、水道)が停止する場合を想定し、水と熱源(カセットコンロ等)は、1週間程度 (水21㍑、ボンベ6本程度)あれば安心です。
高齢者が食べにくい食材 1)
- 繊維が多く硬い(ごぼう、れんこん、いか、たこなど)
- 水分が少ない(トースト、せんべいなど)
- 上あごに張り付いて取れにくい(焼きのり、わかめなど)
- 硬い粒が口の中でばらばらになる(チャーハン、野菜のみじん切りなど)
- のどの通りが良すぎる(なめこ、汁物、水など)
非常食はいつまで食べられる?非常食は2年以上の賞味期限がある食品であれば、未開封で適切に保存していれば、1ヶ月を過ぎても食べることが可能です。 また、賞味期限が5年であれば3ヶ月、10年であれば半年、20年であれば1年食べられます。
避難リュックには何日分のペットボトルを入れますか?なぜ3日分必要かというと、地震発生後72時間は人命救助活動が最優先になり、救援物資がすぐに避難所に届くとは限らないからです。 その期間は自助・共助で乗り切る覚悟が必要です。 避難所のトイレは不衛生で使いづらいこともあるため、非常用トイレの持参をおすすめします。
非常食の最強ランキングは?
防災のプロが選ぶ! おすすめ非常食ランキング
- 1位 尾西のアルファ米
- 2位 アスト 新・食・缶BAKERY(ベーカリー)
- 3位 グリコ ビスコ保存缶
- 4位 サタケ マジックライス
- 5位 ボローニャ 缶deボローニャ
- 6位 非常食研究所 ユニフーズ
- 7位 パン・アキモト PANCAN.
賞味期限切れの非常食はいつまで食べられる?
賞味期限から過ぎた期間 | 食べられるかどうか |
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半年 | 賞味期限10年以上の非常食は食べられる |
1年 | 賞味期限が20年以上の非常食は食べられる |
2年 | 食べられない |
3年 | 食べられない |
災害が発生してから、救助体制が整うまでには3日はかかると言われています。 そのため、1人3日分×家族の人数分を用意しましょう。 ☆子どもは大人の1/2~2/3の量を 用意しましょう。 非常時は不安やストレスに より、食事をとれない場合が あります。水は、災害時でライフラインが止まったときの必需品です。 飲料用と調理用(※)だけで一人当たり1日3リットルの水が必要と言われており、最低3日分として9リットルの備蓄が必要になります。