荒天/悪天/雨天 の使い分け
三語とも、文章語。 「荒天」は、風雨の激しい荒れた天候。 「悪天」は、悪い天気。 「雨天」は、雨の天気、または雨の日。土砂降りの雨 の意
- 土砂降り
- 大雨
- どしゃ降り
きょう‐う キャウ‥【強雨】
豪雨。 大雨。
雨が降ることをなんて言いますか?雨降り/降雨 の共通する意味
雨が降ること。
「お天気」の言い換えは?
気候/天気/天候/陽気/気象 の使い分け
「気候」は、ある土地の、長期間を平均してみた気温、降水量などの状態を一般的にとらえた語。 「天気」は、一日ないし二、三日程度の短期間の大気の状態をいう。 「天候」は、数日から数十日程度の比較的長い期間の大気の状態をいう。天気の類語・言い換え・同義語
- 空合
- 御天気
- 気象状況
- 空模様
- 天色
- ウェザー
- 天象
- 日和
とても細かい雨を何という?
「霧雨」(きりさめ)霧のように細かい雨と同じ意味。 秋の頃、長く降り続いて湿りがちな事。 また、その雨。
万物をうるおし育む恵みの雨は『慈雨(じう)』と呼ばれ、田植えに必要な雨は『水取(みずとり)雨』、日照りの続いた後に降る恵みの雨は『喜雨(きう)』、「いいお湿り」と人から喜ばれる雨は『好雨(こうう)』『佳雨(かう)』。
強く激しく降る雨を何と言う?
「驟雨」「村雨」は、ともに、急に降りだし、またやみ、勢いも強まったり弱まったりしながら降る変化の激しい雨。 「驟雨」は、文章語。「車軸を流す」「盆を覆す」「篠を束ねる」は、それぞれ土砂降りの雨のようすを表しています。 「馬の背を分ける」は、雨が馬の背の片側だけで降っている意味で、狭い地域の、ある場所では雨が降り、すぐ近くのある地域では雨が降っていない状態を言います。そんな雨を表す言葉が、日本語にはたくさんあります。 あなたはいくつくらい思い浮かべられますか。 名詞では、「梅雨」「小ぬか雨」「小雨」「霧雨」「雷雨」「五月雨」「氷雨」「長雨」「豪雨」「時雨」「春雨」「緑雨」「秋雨」「秋霖」などがあり、雨の降り方や量、季節によって、細かく呼び方が分けられています。
雨の強さと降り方
1時間雨量 (mm) | 予報用語 | 人の受けるイメージ |
---|---|---|
10以上~ 20未満 | やや強い雨 | ザーザーと降る |
20以上~ 30未満 | 強い雨 | どしゃ降り |
30以上~ 50未満 | 激しい雨 | バケツをひっくり返したように降る |
50以上~ 80未満 | 非常に 激しい雨 | 滝のように降る(ゴーゴーと降り続く) |
気象用語で豪雨とは何ですか?《気象》 雨の強さに関する天気予報用語の一つで、著しい災害が発生した顕著な大雨現象をいう。 天気予報用語「豪雨」は、発生後の被害状況に基づいて、発生時の日付、地名、気象現象名などと組み合わせて、気象庁が命名するもの。 命名の目安は「浸水家屋10000棟」等。
気象用語で「大雨」とはどんな意味ですか?広辞苑によると、大雨とは「ひどく降る雨」、豪雨とは「一時に多量に降る雨 大雨」とあるように、大雨も豪雨も、多量に降る雨を意味します。 大雨は広く一般に用いられる言葉ですが、気象庁の予報用語では「大雨注意報基準以上の雨」に限定して用いられます。
天気にちなんだ言葉は?
快晴、晴れ、薄曇り、曇り、煙霧、砂じん嵐、地ふぶき、霧、霧雨、雨、みぞれ、雪、あられ、ひょう、雷。 意味がいろいろに解釈され誤解をまねきやすいので用いない。 少雨のときには、晴れよりも雨のほうがよい天気ともいえる。
激しい雨が突然、狭い範囲で短時間に降る現象を俗にゲリラ豪雨という。 気象庁では、この用語を使用せず、「集中豪雨」、「局所的大雨」、「猛烈な雨」などという。「驟雨」「村雨」は、ともに、急に降りだし、またやみ、勢いも強まったり弱まったりしながら降る変化の激しい雨。 「驟雨」は、文章語。名詞では、「梅雨」「小ぬか雨」「小雨」「霧雨」「雷雨」「五月雨」「氷雨」「長雨」「豪雨」「時雨」「春雨」「緑雨」「秋雨」「秋霖」などがあり、雨の降り方や量、季節によって、細かく呼び方が分けられています。