Azureで可用性ゾーンを作成するには?
この記事の内容

  1. Azure portal にサインインします。
  2. [リソースの作成][コンピューティング][仮想マシン] をクリックします。
  3. 仮想マシンの情報を入力します。
  4. 米国東部 2 など、可用性ゾーンをサポートするリージョンを選びます。
  5. [可用性オプション] で、 [可用性ゾーン] ドロップダウンを選択します。

可用性ゾーンとは、Azureリージョン内の物理的に独立したゾーンのことで、サポートされているAzureリージョンごとに3つの可用性ゾーンがあります。 可用性ゾーンを利用すると、Azureのデータセンターレベルの障害に備えることが可能になり、さらに可用性を高めることができます。これまで、同一リージョンの可用性ゾーン (Az) 間データ転送については (2) のリージョン内データ転送になるため、課金が発生しませんでした。 しかし、2023 年 7 月 1 日より、この同一リージョン内の可用性ゾーン間データ転送について、課金されるようになります。

VMの可用性ゾーンを変更するにはどうすればいいですか?VM の可用性ゾーンを変更する場合、以下の流れにて作業を行います。

  1. VM を停止 (割り当て解除) する
  2. ディスクのスナップショットを作成する
  3. ディスクのスナップショットから新規にディスクを作成する
  4. 新規に作成したディスクから VM を作成する
  5. 作成したスナップショット、および元々利用していたリソースを削除する

Azureの可用性ゾーンを利用するにはいくらかかりますか?

可用性ゾーン を利用すること自体に料金はかかりません。 同じ可用性ゾーン内でのデータ転送なども無料で利用できます。可用性ゾーンは、可用性セット同様、無料で利用できます。 ただし、複数の可用性ゾーンに複数の仮想マシンを展開する場合は、台数分の仮想マシン料金が必要です。 また、可用性ゾーンを提供しているかどうかはリージョンごとに異なります。 可用性ゾーンの利用が可能なリージョンについては、公式サイトにてご確認ください。

Azureの可用性セットと可用性ゾーンの違いは何ですか?

可用性ゾーンと可用性セットの違い

可用性ゾーンはデータセンターそのものの障害によるシステム停止を防ぎ、可用性セットはデータセンター内のサーバーラックやサーバー機の障害からシステムを保護します。 可用性ゾーンを設定した場合の仮想マシンのSLAは99.99%、可用性セットを設定した場合は99.95%です。

可用性ゾーンは、可用性セット同様、無料で利用できます。 ただし、複数の可用性ゾーンに複数の仮想マシンを展開する場合は、台数分の仮想マシン料金が必要です。 また、可用性ゾーンを提供しているかどうかはリージョンごとに異なります。 可用性ゾーンの利用が可能なリージョンについては、公式サイトにてご確認ください。

Azureの可用性ゾーンの稼働率は?

可用性ゾーンの提供によって、Azureの仮想マシンではSLAとして99.99%の稼働率を実現しています。東日本リージョンの中の可用性ゾーンも複数存在し、可用性ゾーン同士は、物理的に離れた場所に存在しています。 可用性セットは、データセンター内のサーバーラック内で発生する障害に対するものですが、可用性ゾーンはデータセンターそのものの障害に備えたものと言えるでしょう。耐障害性とは もうひとつ、可用性とよく似た用語に耐障害性があります。 耐障害性とは、障害に強く、発生してもシステムを安定して稼働しつづけられる性能のことを指します。 可用性は稼働時間を示す言葉ですが、耐障害性はシステムの耐久性を示すと考えるとわかりやすいでしょう。

「可用性セット」と「可用性ゾーン」はいずれも仮想マシンの配置を分散することで障害やメンテナンスの影響を同時に受けることを回避するという同じ目的で利用されますため、併用することは叶いません。 ご利用の際はどちらか片方のみをご選択いただくこととなります。

Azureの可用性セットとは何ですか?可用性セットとは、関連する仮想マシンを同一データセンター内の異なるサーバーラックに配置する仕組みを指します。 具体的には、データセンター内にある「障害ドメイン」と「更新ドメイン」に分散して仮想マシンを配置することで、ハードウェアの障害やメンテナンス等からシステム停止を避ける仕組みです。

可用性を高めるには?可用性を高めるための方法で現実性が高いのは、ハードウェアを冗長化することです。 冗長化とは、障害発生時に備えて別のハードウェアに予備を作っておくことで、レプリケーションによる運用系と待機系のデータを同期することでサービス再開が可能になります。 ハードウェアの冗長化には、さらに次の2種類があります。

SLAの信頼性と可用性の違いは何ですか?

可用性(Availability)とは、利用者から見て「必要なときに必要な機能を利用できる」度合いを示す能力です。 一般にシステムが継続して稼働できる能力のことを指し、可用性を評価する指標として稼働率が用いられます。 信頼性(Reliability)は、システムがどれだけ安定して稼働するかを表す度合いを示す能力です。

可用性とはAvailabilityの略で、システムが継続して稼働できる能力のことです。 サービスの提供が不可能になる状態に陥ることが少なく、安定して利用することができるシステムは可用性が高いと言えます。可用性が低いことによるリスク(システム停止など)

可用性が低い状態とは、言い換えればシステムが停止するリスクが高い状態を指します。 可用性が高いということは信頼性が高く、耐障害性が担保されている証拠でもあります。SLAは、サービスの提供者と利用者、双方のあいだに横たわっていた「曖昧さ」や「明記されない思い込み」を排除し、それらによって起こっていた認識のずれや齟齬を避けるために用いられるようになったものです。