IPアドレスは「IPアドレスポリシー」と呼ばれる管理方針に基づき、 世界的に管理が行われています。 IPアドレスの管理を委任されている組織は「インターネットレジストリ」と呼ばれ、 IANA(Internet Assigned Numbers Authority) を頂点した階層構造を基に管理を行っています。IPアドレスでは住所や場所などの個人情報は特定できない IPアドレスだけで個人情報が特定されることは有りません。 インターネットに接続をしているとWebサイトの管理者などには、インターネットに接続をするための必要な情報は接続先に知られますが個人を特定する情報までは知られる事はありません。グローバルIPアドレスは特定の国や地域に属さない「ICANN」という組織によって世界的に管理 されており、ICANNから日本の管理組織であるJPNICに割り振られ、そこからインターネット・サービス・プロバイダ(以下ISP)を経由して利用ユーザーへと割り振られている。
IPアドレスはいつ割り振られますか?動的IPアドレス 「動的IPアドレス」は、インターネットに接続するたび、異なるIPアドレスが自動的に割り振られる仕組みです。 普段、パソコンやスマートフォンなどを利用するときには動的IPアドレスが割り当てられます。 一定の時間が過ぎたり、インターネットが切断されたりすると、新たに別の番号が割り当てられます。
IPアドレスは勝手に変わることはありますか?
ローカルネットワーク内で固定IPアドレスを使いたいときは、好きな番号を決め、手動でIPアドレスを設定します。 基本的に、一度IPアドレスを設定すれば、勝手に変わることはありません。結論から言うと、「IPアドレスから個人情報を特定することはできません」。 インターネットを利用にあたって、インターネットの接続のために必要な情報がサイト管理者に提供されることはあるものの、住所や現在地、氏名などの個人情報を特定するような情報が提供されることはないためです。
警察はIPアドレスを捜査できますか?
警察は、IPアドレスから特定したプロバイダに「このIPアドレスを契約している人の個人情報を提供してください」と開示請求を行うことで、住所や氏名などの情報を入手し個人を特定することができます。 個人や企業でプロバイダーに情報公開を要求しても、個人情報保護などもあり公開されることはありません。
IPアドレスだけでは加害者を特定できない
IPアドレスから特定できる情報は、『国・地域単位でのおおまかな位置』や『投稿者が利用したプロバイダ』、『ISP・回線情報』などです。 投稿者の『名前』や『住所・連絡先』などの個人情報を特定することはできません。
IPアドレスは個人情報ですか?
IPアドレスは、インターネット上の住所のようなものです。 しかし、IPアドレスのみを見たからといって相手の個人情報が特定できるわけではありません。 ただし、誹謗中傷などの被害に遭った場合は開示請求をすることで、プロバイダの契約者住所や氏名などが特定できる可能性があります。動的IPアドレスは固定ではなく、新たにインターネットに接続すると自動で割り振られるIPアドレスです。 機器の設定や動作などの条件によってIPアドレスが変わることがあります。 変わるタイミングは基本的にパソコンやルーターなどの機器を再起動してインターネットに再接続した時ですが、使用中でも切り替わることがあります。グローバルIPアドレス(パブリックIPアドレスとも言います)は世界で唯一のIPアドレスです。 ICANNで重複しないよう管理されています。 日本で利用するグローバルIPアドレスはICANNからJPNICに割り振られ、そこからISPを経由して各ユーザーに割り振られています。
IPアドレスは突然変わることがある
IPアドレスはずっと同じとは限りません。 インターネットからいったん切断して接続し直すと、別のIPアドレスが割り当てられることがあります。 特にモバイル回線の場合には、IPアドレスが変わりやすいです。 そのため、もしIPアドレスを抜かれたとしても心配する必要はありません。
IPアドレスは個人情報がバレる?結論から言うと、通常はIPアドレスだけで個人の名前や住所は特定されません。 どのIPアドレスがどの住所から使われているということは、プロバイダも公表していないのです。 例外として、何らかの犯罪や違法なサイト運営を行っている場合は「プロバイダ責任制限法」によって、情報の開示請求がされる場合もあります。
IPアドレスはバレるとやばいですか?IPアドレスから大まかな利用地域の把握は可能ですが、個人情報にはアクセスできないので、居場所が特定される心配などはありません。 しかし、IPアドレスから知りえる情報を悪意のある第三者が入手した場合には、ユーザーが利用しているプロバイダの名前を使ったフィッシング詐欺など、サイバー攻撃を受ける可能性があります。
警察は携帯をどこまで調べますか?
犯罪の捜査に必要がある場合は、携帯電話は証拠品として押収され、携帯電話の内容をチェックされることがあります。 捜査の必要性がある場合としては、たとえば、共犯者との通話・メール送受信の履歴が残っている、盗撮・わいせつ画像などが記録されている、性癖に関するインターネットの履歴が残っている、などのケースなどが考えられます。
警察には捜査権限がありますので、名誉毀損罪等の刑事事件として扱うと判断された場合には、犯罪捜査として、IPアドレス含め、発信者情報を特定することができます。 ただし、警察には民事不介入の原則がありますので、警察が捜査してくれるのは、刑事事件であることが明白である場合に限られます。警察は、IPアドレスから特定したプロバイダに「このIPアドレスを契約している人の個人情報を提供してください」と開示請求を行うことで、住所や氏名などの情報を入手し個人を特定することができます。 個人や企業でプロバイダーに情報公開を要求しても、個人情報保護などもあり公開されることはありません。IPアドレスはインターネットに接続している端末を識別するための番号ですが、お住まいの住所が特定されるのではないかと、心配される方もいるでしょう。 結論から申しますと、IPアドレスで住所までは特定されないため、ご安心ください。