トルクとは、「1m隔たった定点に向かって直角方向に1Nの力を加えたときの、その定点のまわりの力のモーメント※」を指します。 トルクを表す単位は「Nm(ニュートン・メートル)」です。 「N」は力の単位で、「1kgの質量を持つ物体に1m/s²の加速度を生じさせる力」と定義されており、式で表すと「N=kg·m/s²」。T系列(参考文献[4])は強度区分4.6~6.8のボルトやステンレスボルトに対する締め付けトルクです。 2.4T系列は強度区分10.9~12.9のボルトに対する締め付けトルクです。 ここで計算した締め付けトルクとT系列、2.4T系列との比較を表5に示します。 両者の比は95~105%の間に入り、ほぼ一致しています。T形レンチは、ボルト・ナットを早く締めたり緩めたりする工具です。
ボルトのT系列とは何ですか?ねじを回して締め付けるときに回転方向に回す力を「締め付けトルク」といいます。 締め付けトルクは小さすぎるとねじが緩み、大きすぎるとねじの破損危険性が出てきます。 そこで標準的な締め付けトルクとして「T系列」という規定があります。
cN・mとn・mはどう違うの?
cN・mからN・mへの換算はどうしたらいいか? 100cN・m=1N・mです。nmはナノメートルと読み、10の-6乗mm、つまり1mmの1/1000000の大きさです。
ねじのMとは何ですか?
Mはメートルねじであるということを表し、数字がねじの呼び径、つまり外径です。 外径はねじ山のある軸の直径で、ねじ頭部の直径ではありません。 ねじ山の谷径に接する仮想円の直径のことです。 ねじ溝の幅がねじ山の幅に等しくなるような仮想円の直径のことです。
メートルねじとは メートルねじは、各部の寸法をmm基準として決めたねじ山の角度が60°の三角ねじです。 国際規格としても採用されており一般的なねじです。 呼び径とピッチが一般的な並目ねじと、並目ねじよりピッチの細かい細目ねじがあります。
T型レンチ 何に使う?
T型タイプ T型タイプは、持ち手がT字になった六角レンチです。 グリップが握りやすく、回す力がかけやすいことが特徴です。 固く締められたボルトの取り外しや、奥まった箇所での作業など、作業性が求められる機械整備に向いています。使う場所を選ぶ工具ではありますが、T型レンチの存在も少し紹介します。 片方の手で柄の部分を持ちもう片方の手で上のバーを回します。 クルクルっと回転して先端の工具を回すので素早くボルトやナットを締め付けることができます、上のばーも横に長いので、トルクもしっかりとかけられます。7マーク(7T)ボルトとは、主に自動車業界において使用されている規格で、S45C材高炭素鋼を使用した高強度のボルトで、頭部に刻印されている「7」マークは最小引張強さが70キロを示します。
Mはメートルねじであるということを表し、数字がねじの呼び径、つまり外径です。 外径はねじ山のある軸の直径で、ねじ頭部の直径ではありません。 ねじ山の谷径に接する仮想円の直径のことです。 ねじ溝の幅がねじ山の幅に等しくなるような仮想円の直径のことです。
1Nは何cNですか?テンション(張力)の単位換算表
テンション換算表 | N | cN |
---|---|---|
1N | 100 | |
1cN | 0.01 | |
1mN | 0.001 | 0.1 |
1daN | 10 | 1000 |
cN・mをn・Mに変換するには?cN・mからN・mへの換算はどうしたらいいか? 100cN・m=1N・mです。
「N」が「m」になるのはなぜ?
「ん」が「m」と表記されるのは、後にbやpなどの破裂音や同じmが続くときです。 例えば、「tambourine(タンバリン)」「trumpet(トランペット)」「Mamma Mia! (マンマ・ミーア!」などの単語があげられます。 これらの単語を発音してみると、「ん」のときは口を閉じて発音していることに気づくはずです。
締め付け力(トルク)の単位はN・m(ニュートンメートル)で表します。下表の見方
おねじの外径(約)mm | ねじの呼び* ( )内市販性無 | ピッチ |
---|---|---|
インチねじ | ||
4.00 | M4 | |
4.00 | M4 | |
4.14 | No.8 | 0.79 |
『メートル並目ねじ』……[記号:M]…… JIS B 0205. 一般的に部品の締結用に用いられるねじで、一番多く流通しています。 記号は「M5×0.8」と表し、M5はおねじの外径、0.8はピッチとなります。 JISではM1~M68が規定されています。